中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

中国B2C「当当網」。訪問による返品引き取りと返金で、アフターサービスを強化

最近、「当当網」は北京、上海、広州など全国800の都市で消費者に訪問による返品引き取りおよび返金サービスの提供を始めた。今後、ユーザーは当当網でショッピングを利用して返品が生した場合に、当当網で返品申請をした後、自宅で返品して返金を受け取るこ…

春秋航空の上海、茨城間4000円航空券、販売開始後わずか19分で初回分完売

予約はこのサイトから行えます。中国語になってしまう場合は、右上の「中文」を「日本語」に変更すればOK。http://tickets.china-sss.com/ 8月30日8時、春秋航空は9月15日-29日分の上海から日本の茨城県への往復航空券の販売を始めた。9月15日から29日まで…

通称 国営マンガ喫茶と同じような機能のサイトが中国に誕生。「国家动漫产业网」

数年前、国営マンガ喫茶なるハコ物「国立メディア芸術総合センター」を日本政府がお台場に作ろうとしていたのを覚えているだろうか?政権交代で中止になった例の案件である。この施設は日本の漫画・アニメ、ゲームなどを収集して展示する予定だったらしい。…

中国 オープン日1日で15万人。世界記録の共同購入サイト 上海へ進出

8月25日、「千橡互动集团」所属のSNS電子商取引のサイト「糯米网」の上海向けページが正式にオープンした。 情報によると、今年6月、「糯米网」北京のサイトがオープンした日に15万人の共同購入消費者という前例のない規模を達成した。これは共同購入サイト…

オートマチック元安。円だけ高い。日本だけが割を食っている国際為替相場

ちかごろ、円高ドル安のニュースが増えてきている。現在のところ1ドル84円程度であるが、あるエコノミストによれば1ドル60円突破も有りうるということである。 さて、ここで世界第二位のGDP大国になった中国の話に戻るのだが、実は中国の通貨(元)は世界第二…

中国製品を全世界で売るから世界の製品を全世界で売るへ。アリババが突き進む国際戦略

昨日2010年8月25日にアリババは米国の電子商取引会社Auctivaを買収することを発表した。 7月にも米国カリフォルニア州シリコンバレーにあるVendio社を買収しているが、アリババは再び100%出資で米国電子商取引企業を買収することになる。 アリババは購入金…

タオバオ 5月に開始した航空券販売の旅行サイトが好評。今年中に中国のトップサイトへ

最近、淘宝網が発表したデータによると、5月に正式にオープンしてから8月初めまで、淘宝網の旅行プラットフォームでの航空券の販売量は毎日1万枚に達しているという。これは約8.6秒ごとに1枚航空券が販売されている計算になる。 http://jipiao.taobao.com/20…

「大众点评网」不正競争を理由として、またしても「爱帮网」を起訴

8月23日、「大众点评网」は不正競争を理由として、またしても「爱帮网」を起訴した。3度目となる今回の訴訟では「大众点评网」は「爱帮网」にそのホームページの明らかな位置で公開謝罪と900万元を要求している。 「大众点评网」によると、「爱帮网」はユー…

中国テンセント、1.7憶元でコミュニティ構築システム会社「康盛创想」を買収

情報によると、テンセントは先月に1.7憶元の金額で「康盛创想」(Comsenz Inc.)(http://www.comsenz.com/)を買収した。 しかし、現在のところ当事者双方は、今後の事業展開などについて、まだ明確な態度を表明していない。 「康盛创想」には200人の従業員…

中国 清涼飲料水事情。上海、北京では日本企業も頑張っているが、シルクロードでは

上海や北京だと普通にセブンイレブンでサントリーウーロン茶を購入できる。新疆ではセブンイレブンはもちろん無いし、サントリーウーロン茶も全く売られていない。 どんなのを売っているのかというと、最も数が多いのは中国地元資本の飲料だ。ペットボトルに…

西遊記の旅。西域を3000km以上移動してます

近頃、更新が少なくて申し訳ありません。西域のほうに滞在しているためです。ネットは普通に繋がって、スカイプやQQ等も問題なく、上海より速いくらいなんですが、更新が少ないのは遊びまわっている? ために疲れてとっとと寝てしまうためでしょうか。とにか…

富士康科技集団(フォックスコン)下の電子商取引ウェブサイト「飛虎楽購」が最近登場

富士康科技集団といえば、iPhone等を作っている世界でも屈指のEMS(Electronics Manufacturing Service)であるが、近頃は職員が連続自殺をしたことが話題となっていた会社である。 その会社が多角化の一環としてB2Cサイトを始めるというのだ。 「飛虎楽購」(h…

淘宝網の検索アルゴリズム変更以降の順位変動傾向 中小が多少有利に?

8月4日、淘宝網が発表したデータによると、7月8日に淘宝網の検索アルゴリズムが変更された以降、中小の売り手のアクセスが大体上昇したという。上げ幅の最大なのは2星から4ダイヤモンドの売り手で、特に7月15―21日、約25万人の2星の等級の売り手のトラフィッ…

中国郵政 官のインターネット販売に進出も、競業他社の脅威にならず?

8月2日、「中国郵政」はインターネット業に進出。TOMグループと協力し共同でB2C電子商取引サイト「郵楽網」(ulechina.com)を構築した。 紹介によると、郵楽網は、中国郵政とTOMグループが一緒に設立した、オンラインショッピングとオフライン販売を組み合…

中国に遮断されたと自ら言ったGoogleが、現地では遮断されていない件

Googleが運営する稼働状況サーバの過大評価だそうです。http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20417652,00.htm?tag=nl 断続的に途切れる状態は以前からあるので、それをニュースに取り上げられるように、ちょっと大げさ言ってみた。そんな…