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タオバオ 5月に開始した航空券販売の旅行サイトが好評。今年中に中国のトップサイトへ

最近、淘宝網が発表したデータによると、5月に正式にオープンしてから8月初めまで、淘宝網の旅行プラットフォームでの航空券の販売量は毎日1万枚に達しているという。これは約8.6秒ごとに1枚航空券が販売されている計算になる。

http://jipiao.taobao.com/2010/home.htm

今年の終わりまでに、中国トップのオンライン航空券販売サイト「携程旅行网」(www.ctrip.com)の1.5倍程度に取引量を成長させて中国国内最大の航空券オンライン販売のプラットフォームとなることを目指していると淘宝網は表明している。

紹介によると、淘宝網の旅行プラットフォームは今年5月上旬に成立された。淘宝網プラットフォームの「中青旅CYTS」、「東方航空」など数千軒の旅行関連機関を統合したものとなっている。

現在、中国東方航空深セン航空、中国联合航空、幸福航空(Joyair)などの航空会社はすでに淘宝網の旅行プラットフォームで公式の旗艦店を開設した。また、「不夜城航空」、「网逸航空」、「滕邦」、「深セン达志成」などの200軒以上の航空券代理店も淘宝網の旅行プラットフォームに入った。これらの伝統的な航空券代理店が現在の国内航空券市場の70%以上の市場占有率を占めている。

淘宝のオンライン航空券予約サービス業務の発展に従って、将来「携程旅行网」のトップの地位は脅かされるだろう。

情報によると、現在、「携程旅行网」約60%の航空券は電話予約だという。しかし、電話予約業務はコールセンターの能力の制限及び高いコストの問題により、ボトルネックがあった。それに対して、航空券販売のネットワーク化は、避けられないものだと多くの業界人が考えている。

早速、このサイトを使って航空券の予約をしてみました。値段的には高くもなく安くもないと言った感じです。アリペイ等で決済が可能です。勿論、外人でも問題ありません。
中国の航空券サイトの場合、価格の変動が株式市場並みなので数十分前に見たときと価格が異なることが良くあります。このあたり日本よりも自由化が進んでいる感じがします。