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中国 清涼飲料水事情。上海、北京では日本企業も頑張っているが、シルクロードでは

上海や北京だと普通にセブンイレブンサントリーウーロン茶を購入できる。
新疆ではセブンイレブンはもちろん無いし、サントリーウーロン茶も全く売られていない。

どんなのを売っているのかというと、最も数が多いのは中国地元資本の飲料だ。
ペットボトルに書いてある生産拠点を見ると、新疆で生産されている。他の場所から持ってきていては商売にならないのだろう。
物流・生産体制と、ちゃんと新疆でも事業展開できるような仕組みになっているようだ。

では、外資の飲料を売っていないのかと言えば、そうでもなくコカコーラやペプシなどは普通に売っている。

少し、高価格帯のものでは、北京で生産をして新疆まで持ってきている外資系の飲料がある。
レッドブル」がそれである。
これの浸透力は中々のもので、新疆のあらゆる場所でこれを見かけることができる。

日本で5年前くらいに一度のんだことがあるこの飲料。感想は高くて不味いだったが、新疆旅行で疲れていたので再び飲んでみた。
中国でも高いことに変わりは無く、味もあまりすきではない。
しかし、この飲料は既に新疆まで展開しているのだ。その行動力は素晴らしい。

もともと、この飲料はリポビタンDが元ネタだそうだ。上海にはリポビタンがあるが新疆にはない。弟子に先を越されたようなものだろう。

ファイト一発とかいって、どことも知れぬ辺境地域を旅しているCMを流している割には、フロンティアスピリットがあまりないような。