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中国 オープン日1日で15万人。世界記録の共同購入サイト 上海へ進出

8月25日、「千橡互动集团」所属のSNS電子商取引のサイト「糯米网」の上海向けページが正式にオープンした。

情報によると、今年6月、「糯米网」北京のサイトがオープンした日に15万人の共同購入消費者という前例のない規模を達成した。これは共同購入サイトの世界記録を更新したことになる。その後も、「糯米网」は何回も共同購入の人気を集めた。オープン後、7日間だけで上半期国内共同購入サイトの販売チャンピオンになった。 

今回、このサイトが上海に進出した。
「糯米网」上海の初めての共同購入商品は「上海永华影城」の映画チケットセットだという。今回「糯米网」は国内の有力映画館と協力関係を達成して、前例のない割引をユーザーに提供した。原価は291元で、「糯米网」の共同購入価格は58元でした。8月25日、1万人がその共同購入に参加した。

「糯米网」は特定のターゲット層に豊富な高品質のサービスを提供する。最重要ターゲットのホワイトカラーの中にすでに固定ユーザーと良い評判を持っている。今回上海に進出したことは上海地区のユーザーにオンラインとオフラインの良好な共同購入の取引体験を提供することになるだろう。

同グループ所属のSNS「人人网」、「猫扑网」の強力なメディア資源を活用し情報を広範囲に素早く顧客に伝えることができる。それが「糯米网」のスタートダッシュの最大の要因となっている。

「人人网」といえば、基は「校内網」として北京で創設された中国版フェイスブックともいえるサイトであるが、共同購入サイトを併設することによって収益モデルを一つ構築した。
このような共同購入モデルは、配送費で苦戦する淘日本のようなサイトにも有用で、ソフトバンクの出資ということもあり、今後の展開が注目される。