中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中国のホリエモンは国策捜査にあっても、まだ経営権掌握を目指す。でも、失敗。

9月28日、注目される「国美電器」特別株主大会の投票結果が出た。国美の経営権権争奪戦で、黄光裕は3%の差で失敗した。 国美電器の大株主兼創始者の黄光裕と理事会の会長陳暁の間で経営権の争いはすでに2ヶ月続けていた。28日に香港で開催された特別株主大会…

中国最大の通販会社。物流等を行うグローバル運営センターを構築

9月27日、中国最大の通販会社である「上海麦考林国際郵購有限公司(Mecox Lane)」は江蘇の呉江で1億ドルを投資して約14万平方メートルのグローバル運営センターを建設することを発表した。 「麦考林」の総裁顾备春の紹介によると、グローバル運営センターは…

中国製ダウンローダー「迅雷」の運営会社 来年、米国ナスダック上場で資金獲得をめざす?

9月27日、迅雷(サンダー)のCOO羅为民はがサンダーは来年に香港あるいは米国で上場することを計画していると述べた。 現在、サンダーの広告収入は2-3億元に達しているという。約一年前から始めた会員有料ダウンロードモードが急速に成長して、ユーザー数が約1…

テンセント 新しいホワイトカラー向けSNSサイト「朋友社区」を開始

最近、テンセントの新しいSNSコミュニティプラットフォーム「朋友社区」(pengyou.qq.com)が登場した。 「朋友社区」はオフィスで働く人々のニーズに対して専門の機能と応用を提供する。ユーザーに仕事と生活をカバーするソーシャルネットワークを作成する…

スタンドアローン・コンプレックス的な中国の世論

外部からは強力な上層部があってそこが中心のように見えるのだけど、実際は突発的に? 行動を起こしたオリジナルがネット上に多数の模倣者(物理的な行動、サイトへアタック、ネットに書込み、をする人間)を作りだし、それが上層へも影響を与えている構造では…

中国のSNS 「人人網」と「開心網」合併へ

9月20日、「千橡互動集団」は傘下の2軒のSNSサイト「人人網」(Renren.com)と「開心網」(kaixin.com)を合弁すると発表した。 人人網は国内最大のSNSサイトとして、開心網との合弁で中国のSNSサイトの発展を推進する。また、国内のもう1つSNSサイト開心001網…

中国当局、口蹄疫に端を発する日本製乳製品の輸入禁止令を取り消し

口蹄疫流行国関連製品の公告が発表された。日本製乳製品に対して輸入禁止措置が取られていたが、この輸入禁止令が解除された。 分析の結果、輸入禁止令が解除されたという。 日本の主要メーカに問合せたところ、まだ本社からの輸入再開の指示は無いようだ。 …

中国 CCTV ネットショッピング分野に進出へ。政府系企業と民間企業との競争激化

9月14日、CCTV傘下の中国インターネットテレビCNTVは北京で中国電子商会と戦略的な協力を結んだ。将来、双方は共同でネットショッピングプラットフォームを構築するという。プラットフォームは3C製品(コンピュータ、通信、デジタル機器)に集中するという。…

中国 共同購入で出品者がトンズラ。サイト運営者が全額返金へ

今年6月25日、共同購入サイト「糯米网」で北京三里屯にある「Game Park」というゲームクラブのサービスを提供した。消費者は43元で元333元相当の「Game Park」の消費券あるいは333枚のゲーム通貨を買うことができると言うものだ。 しかし、8月27日、「Game P…

中国 共同購入サイトが人気を集める。定価の3割4割は当たり前! 「引き」ではない

9月13日、iResearchコンサルティングは「中国网络团购市场研究报告」(中国共同購入市場研究報告書)を発表した。報告書によると、2010年7月、中国共同購入サイト毎週のアクセスユーザー数は増え続けているという。7月全体のアクセスユーザーの規模は4625.8…

中国のネトゲ業界 ますます進む寡占化。3強のシェアが前年比10%拡大

「盛大ゲーム」が最近2010年第2四半期の財務報告を発表したことで、中国国内の9軒の大手ネットゲームキャリアの財務報告が出そろった。データから見ると、ネットゲーム市場の構造は大きく変化している。「網易」は「盛大」を超え、業界で第2位になり「畅游」…

アリババとeBayの協力関係を更に進展させる。2010年「中国網商節」にて

9月10日、2010年「中国網商節」(中国ネットビジネス会議)が杭州で開催された。中国電子商務協会とアリババグループが発表したデータによると、2010年の上半期に中国ネットの小売の取引額は2118億元である。前年同期に比べて105.4%増えたという。さらに、今…

今年に入り、急拡大する中国の共同購入サイト。情報提供サイトも続々と現れる

2010年7月31日時点で、中国の共同購入サイトの数量は約1000軒になったという。このジャンルの競争はますます激化している。 共同購入サイト市場が急拡大する中、サイトの信頼性、商品の品質、値段などに不満を持つネットユーザーはだんだん多くなっている。…

東京 上海 台北 どこの不動産価格が高い? 収益率はどこ? 中国人の投資先は?

今年7月から、日本政府が中国本土の旅行客に対する個人観光ビザの発給要件を大幅に緩和した。 約1600万の中国家庭は申請資格を備えていると推定される。そのような影響もあって、一部の投資家や金持ちが、だんだん日本の不動産を投資することが増えている。 …

中国最大の携帯キャリア中国移動・京東商城とモバイル決済サービス開始

B2C企業「京東商城」(www.360buy.com)は「中国移動」(China Mobile)とモバイル決済の戦略提携をしたと発表した。今後消費者は「京東商城」で携帯電話を使って商品を注文して、直接に携帯電話で支払いことができる。 紹介によると、消費者は携帯電話料金…

淘宝網 他の情報サイトと共同で特売品のプロモーション活動を開始

9月1日、淘宝網は「淘満意」プラットフォーム(manyi.taobao.com)を正式に公表した。同時に、最初の10個の協力サイトは「淘満意」と共同で販売促進活動をスタートする。インターネット利用者が「天涯網」(http://www.tianya.cn/focus/index.shtml)、「19…

淘宝網の人材募集サービスプラットフォーム「淘工作」(zhaopin.taobao.com)オープン

現在、「淘工作」(http://zhaopin.taobao.com)プラットフォームには、約1万件の求人情報と求職情報が掲載されている。ネットショップのデザイナー、カスタマーサービス、撮影、営業、商品の配送管理など電子商取引関連の職務が多い。「淘工作」プラットフ…

中国人民銀行 超ネット銀行開始 全てのネット銀行口座を一元的に管理可能

8月30日、話題になっている中央銀行の"オンライン決済インターバンクシステム"(通称「Super-Internet-Bank」)が正式に北京、天津、広州、深センに登場した。 中央銀行の紹介によると、伝統的なネットバンクの「複数のアカウントには何度もログインが必要」…

中国 携帯電話実名制9月1日から開始。今後3年間をかけて行う予定だという

中国産業情報技術部(MIIT)による「携帯電話実名制」が9月1日から正式に実施される。今後は消費者が営業所で携帯電話のSIMカードを買う場合、IDカードを登録することが必要になる。 中国産業情報技術部の要求によって、携帯電話ユーザーの実名登録は2つの段…