中国インターネット事情

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中国上海でクロネコヤマトはどこにある。やっと見つけたが。

「黑猫宅急便」が中国大陸に進出したのが報道されたのは、今年の一月ごろだ。
http://news.qq.com/a/20100118/002662.htm

その後、上海で全く見かけなかったので、一体どこにあるのだろうと思っていたが、浦東の竜陽路近くで見かけた。
日本にも良くあるタイプの営業所で、中にはカゴ台車などが置いてあったが、あまり流行っている感じはしない。

ちなみに、「宅急便」やら「黑猫宅急便」で検索をかけると、偽物? が表示させる。
http://www.zjbky.com/
ドメイン所持者をしらべてみると、中国人らしいのでやはりニセものか。
それと、台湾のクロネコ宅急便のサイトが上にでる。中国用ホームページは用意されていないのかもしれない。

と、思ったら
http://sh.cn.ta-q-bin.com/
これが有ったので、これが本物だろう。名前は「大和」ではなく「雅玛多(中国)运输有限公司」。「雅玛多」はピンインが「ya ma duo」で音はヤマトとなる。
ホームページに黒猫の文字がないのは、商標のトラブルか、偽物が多すぎのためであろうか?

一つ言えることは、ホームページタイトルが「雅玛多(中国)」のみなので、これを検索で見つけるのは結構面倒だろうということである。もう少しキーワードを設定するほうが良いと思う。少なくても、「快递公司」とでも入れたらいいのに。SEOとかは全く考えないようなつくりである。

sh.cn.ta-q-bin.comというドメインは、日本人には理解できても、中国人にとっては、宅急便「zhai ji bian」なので普通に分かりにくいと思う。
sh.cn.ta-q-bin.comドメインwhoisで調べると所持者は確かに日本のヤマトなので、本物に間違いないのだが。なぜこんなドメインにしたのかは謎である。

ICPライセンスは無いので、中国外のサーバであろうか? 筆者が調べてみるとやはり日本のサーバでした。

この業界、すでにサルマークの業者やら、沢山の業者があってかなり激戦ですが、どうなんでしょうか。