中国の携帯電話インターネットサービス普及の導火線となる可能性を秘めているモノ
3月23日、新浪網のCEO曹国偉は、新浪のマイクロブログ「新浪微博」の発展について、現在、35%のアクセスは携帯電話から来ていると表明した。
「新浪微博」のユーザーはすでに500万人に達していて、すでに携帯電話のユーザーはとても多いという。
通勤時間帯と夜11時以降はユーザーの訪問数が一番多い時です。
多くのニュースや事件がマイクロブログで広がる傾向を示す中、このコンテンツは未来のメディアに巨大な影響を与えると曹国偉は考えている。
曹国偉によると、新浪網はニュースからブログとマイクロブログまで、3つの異なっている発展の機会があったという。
新浪は最初にブログのサービスを導入したのではないが、社会での影響力と規模の優位を利用して、知名度を拡大した。
新浪ブログもインターネット利用者に大きく影響を与えている。
多くの人がブログを書いたため、サイトの価値が非常に増加したという。
新浪の次の戦略は、SNSとマイクロブログを結合して、関連広告をブログに置くものだという。
携帯電話の表示画面や回線スピードの制約を考えた時、一般的なブログよりも、マイクロブログと携帯電話の親和性は遥かに高いといえるだろう。
中国の場合、都市部で多少3Gが普及を始めたといってもGPRS等が主流で、回線スピードの点からもマイクロブログと結合は正しい選択だと思われる。
SNSとの結合によって、より効果が発揮されるのではないだろうか。
ある意味単純なコンテンツ(ツイッタークローン)が、中国の携帯電話インターネットサービス普及の導火線となる可能性を秘めているのだ。