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中国の共同購入サイトは宣伝合戦へ。テレビCMなどへ大量の資金投下

共同購入サイト「糯米网」は2億元を投入する広告計画を発表した。2月18日から、関連するテレビ広告はCCTVの各チャネルで放送されている。(CCTVには様々なチャンネルがあり、また日本のNHKとちがってCMも流れている)

すでに共同購入サイトビジネスは、資金競争の時代に突入している。

2011年、各共同購入サイトは拡張のペースを加速して、投入する資源も増大している。糯米网のCEO沈博阳によると、「糯米网は、今年は全力でビジネスを行う1年としている。年間計画によるとブランドの認知度をさらに高めることを目指している。
また、マーケティングのプロモーションの方面では投資を拡大して市場を制圧する計画している」としている。

糯米网以外の他の共同購入サイトも広告宣伝に力を入れている。「拉手网」は去年から広告宣伝を強力に行っていた。調達した5000万ドルは、広告宣伝を重点として使用されると拉手网は表明している。
また、少し前に、「美团网」は2011年の初歩的な広告予算が1.3億元に達し、今年は飛躍的の発展を実現したいと表明。
春節期間に、「24券网」もCCTVの番組で広告放送をして、初めてのCCTVで広告を出す共同購入サイトになった。2011年は、CCTVの広告以外も力を入れてテレビ、地下鉄、屋外広告などの大規模広告を強化すると24券网が表明している。


日本で見かけた共同購入サイトのテレビCMはグルーポンだけだった。しかし中国には強大な資金を持つ競争者が大量に存在していて、その全てがブランドの確立へ大量の資金を投下しようとしている。したがって、日本のようにグルーポンだけが知名度を得るといいうのは難しい状態だろう。
それにしても、成長性がある市場には資金が集まって競争が激しいので色々な業界(この場合テレビ業界や広告代理店)が儲かる良いスパイラルが出来ている。日本のグルーポンなんかライバル会社が宣伝しないから、もうテレビCMやっていない。