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中国 共同購入サイト乱立。京東商城(www.360buy.com)も参入へ

12月9日、電子商取引会社の京東商城(www.360buy.com)は共同購入ビジネスに進出すると会長兼CEOの劉強東はマイクロブログで表明した。
12月20日、全国的な共同購入のプラットフォームが登場する予定だという。紹介によると、京東商城の共同購入サイトは実物の商品を主とし、サービス類の商品サブとする形を採用する。

共同購入サイトは今年3月に中国国内で登場後、新しいサービスとしてわずか9ヶ月で1000余りの競争者が現れた。「乐淘」(www.letao.com)、「好乐买」(www.okbuy.com)、「银泰网」(www.yintai.com)などのB2Cサイトは各種類共同購入サイトと連携する先例がある。「拍拍网」(www.paipai.com)、「淘宝」(www.taobao.com)、「百度有啊」(youa.baidu.com)、「走秀网」(www.xiu.com)などの電子商取引会社は自分の共同購入のチャンネルを構築した。また、「搜狐(Sohu)」、「新浪(Sina)」などのポータルサイト共同購入に進入した。

共同購入業務の発展の上では、独立した共同購入サイトとB2Cサイトの共同購入チャンネルとでは、製品の選択が明らかに異なるとの指摘がある。
独立した共同購入サイトは大体サービス類の商品を主とする。何故ならば、実物の製品は普通の割引幅では消費者にとっての吸引力が薄いので、独立した共同購入サイトではその実施が難しいのだ。

共同購入ビジネスの参入障壁の低さを表す事柄で、一応規制もあるのですが。あまり制御出来ていない感じです。それにしても中国のネット業者の動きの速さは凄まじいものがありますね。9か月で1000もサイトが出来てしまうとは。プログラム的にも特に難しいシステムでもないので、やれる人はみんなやってみると言う感じです。
ちなみに、wikipediaによれば、日本の場合は10月で100社程度とのことです。

もし中国で本気で日本の商品を売るならEMSで送るのではなくコンテナ単位で送る必要がありますね。まとめて一気に販売できる共同購入の手法は良いと思います。システムは単純ですので、単に物流を動かすために日系の大手IT企業さんにもこのプランを提案したりしてます。

まあ、物流次第ですね。中国へのコンテナ輸送なら弊社にご相談を。つまりこれが言いたかっただけです。