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タオバオ、淘日本に続いて、「淘宝商城香港馆」開始。香港から直接購入可能に

2010年6月30日に香港貿易発展局と淘宝網の双方が共同で成立した「淘宝商城香港馆」(http://hongkongdg.taobao.com)が正式にオープンした。

これは、香港ブランドが内陸の広大なオンラインショッピング市場を開拓することを意味し、中国内陸の消費者は直接淘宝網で香港の商品を買うことができるようになった。

香港貿易発展局は法定の貿易普及機関として、香港のメーカーとサービス業者が全世界に彼らの業務を広めるようにサポートしている。「周生生」、「周大福」、「sasa」など有名なブランドを含めて、今回の協力で淘宝商城に出店したのは60以上の香港のブランドだという。内陸の消費者に提供する商品は、服装、宝石、時計、デジタル製品、住宅製品などの種類があるという。

情報によると、2009年、中国内陸のインターネットショッピングの売上高は2500億元に達した。また、インターネットショッピングの売上高は毎年80%以上のスピードで成長しているという。

タオバオという中国大陸の消費マーケットを狙って、様々な国や地域が参入すると、さらに競争は激化しそうですね。

なお、先にスタートした淘日本だが中国の消費者のネット上での評判は芳しくない。物流という点では圧倒的に有利な今回の香港サイトはどうだろうか?