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タオバオで有名なアリババはグローバル物流企業UPSとの戦略的提携を発表した

5月5日、アリババ(1688.HK)が、同社のオンライン卸売の電子商取引プラットフォーム“グローバル速売通”(www.aliexpress.com)において、世界最大の物流企業UPSとの戦略的提携を発表した。UPSはアリババの“優先物流供給商”として、その新しいオンライン卸売プラットフォームに物流サービスを提供するという。

“グローバル速売通”は少量受注、インスタントオンライン取引、および取引双方の利益を保護するサードパーティの信用保証サービスを提供するするプラットフォームで、小さい企業ユーザーは自身特定のニーズによって注文を出すことができる。

UPSとの戦略的提携で、“グローバル速売通”プラットフォームはUPSの輸送技術を統合し、ユーザーはオンライン上で貨物輸送を管理することができるという。その中には、UPS貨物輸送のラベルを印刷することやUPSのピックアップサービスも含まれているという。

UPSの注文書を追跡する機能を通って、すべて“グローバル速売通”の買い手と売り手は全行程で商品の状態を追跡して、検索することができる。その他の配送情報を手書きで行う方法と比較して、新しい機能を使うことにより“グローバル速売通”のユーザーはオペレーション上のエラーを減らすことができる。

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