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3名の元Google社員が“愛帮網”に転職。“愛帮網”総裁劉建国は新しい発展方向を公表

都市生活情報検索サービスを運営する“愛帮網”(www.aibang.com)の総裁劉建国の話によると、3人のGoogle中国の従業員が“愛帮網”に入社したという。“愛帮網”は2010年に一連の調整をして、重点的にモバイル検索サービスを発展させる予定だという。

劉建国は、“愛帮網”サイトは2009年からモデルチェンジを試みている。モバイルクライアントを追加した。現在“愛帮網”には、PCインターネットとモバイルインターネット両方を重要視しているが、モバイル検索の将来性に最も期待しているという。

3年間で、“愛帮網”は情報の収集を終了した。次はユーザーに更に多くの割引、特典などの情報を提供することだという。たとえば、“愛帮網”は4月22日にオンライン共同購入に対する取引のプラットフォーム“愛帮団”を開通した。“愛帮団”今はまだ北京地区だけが開通されたが、北京から他の都市へ広げると計画されている。

調査によると、“愛帮網”はにすでに1250万顧客を集めていて、全国の265の都市を覆った。計画によって、“愛帮網”は今後2ヶ月以内に新しい運営センターを開設する。

このサイトの性質から言って、携帯サービスの充実は当然の方向性ではないだろうか? 日本でいえばナビタイムとかそんな感じを趣向しているのであろう。

それにしても、Google中国からの人材の流失は止まらないようです。この流れが中国のネットビジネスのレベルを押し上げることになるのではないでしょうか。少なくても中国国内で終わっているGoogleに居るよりは、発展性のある地元企業に行った方がマシという考えがあるのかもしれません。