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漁夫の利? Google撤退後の真空地帯へ吸い寄せられる中国ネット企業

捜狐のCEO張朝陽は発表会で、今年は強力に捜狐のサーチエンジン捜狗(Sogou)の販売を促進して、サーチエンジン市場に進攻すると発表した。

2010年は搜狗傘下核心の製品への投入を増大して、ユーザーの体験を改善して、そして大幅に搜狗サイトのアクセスを増加させると張朝陽が述べた。

そのために捜狐は市場、人員などの配置を調整している。

捜狐のニュースによると、今年1月から、搜狗はすでにビジネスユーザー向けのプロモーション策略をスタートさせた。

今後はさらに力を入れて、十分なセールス経験を持つチャネルパートナーを集めているという。

このような策略をしているのは捜狐だけではない。

百度、テンセント、網易を含める多くの大手インターネット企業も皆今年1月から似たようなマーケティング戦略を展開していた。

もちろん1月というのは、中国当局Googleの問題が明らかになった後だ。

Googleの残した空白を獲得するのは、現在のところ百度だと見られているが、さてどうなるであろうか?

筆者としては、ぜひ百度ではなく別の企業がGoogleのシェアを獲得してほしいと考えている。

そうすれば、競争原理が働き、中国のネット産業はより良い方向に向かうからだ。

このまま百度が獲得してしまえばシェアが90%を超えてしまう。

捜狐をはじめ、他の企業の奮起に期待したい。