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盛大 傘下のECプラットフォーム「品聚網」を開始 利点は税金が安い?

10月10日、盛大(シャンダ)は、傘下のE-コマースプラットフォーム「品聚網」(www.pinju.com)をリリースした。
現在提供されている「品聚網」のサービス「体験購」は共同購入サイトと非常に似ている。

しかし、共同購入モデルは、創設者の葛斌斌が前に宣言したC2Cモデルで淘宝網に挑戦する位置付けと一致しない。
この点について、体験購は品聚網全体が正式に登場する前のテスト運営製品にすぎないと葛斌斌が強調した。
予定のB2C2Cモデルも、未来のライバルが淘宝網だという点も変わらないという。
また、品聚網全体のプラットフォームは11月11日に正式に登場する予定である。

品聚網方面によると、伝統的なB2Cサイトはチャネルから商品を仕入れて消費者に売るため、二度付加価値税を支払う必要がある。
しかし、品聚網プラットフォームは商店と消費者にサービスを提供する。
ブランドのメーカー或いはエージェントが直接商品を提供するため、付加価値税を一度だけ支払えばいい。
したがって、価格の面では、品聚網プラットフォームは他の伝統的なB2Cサイトに比べてより利点があるという。