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淘宝商城への出店料が大幅値上げ。頭にきた反対者がネット上でサービスの妨害行為

10月10日、淘宝商城は2012年度出店業者募集関連規則を発表した。新しい規則には、サービス費用と保証金の大幅引き上げ等の内容が含まれている。技術サービス料金は年間6000元から3万元と6万元2つのレベルに上昇した。保証金は1万元から5万元、10万元、15万元3つのレベルに引き上げられた。

新しい管理システムにより、淘宝商城の出店業者のコストが大きく増えた。このことは多くの出店業者の不満を引き起こした。10月11日夜、数千人の出店業者及び雇われた人が音声チャットツール「YY語音」、QQグループ、BBSなどを通じて「反淘宝連盟」を結成して、「韩都衣舍」、「七格格」、「OSA」、「UNIQLO」など淘宝商城の大きい売り手を対象に組織的に悪意のある一連の攻撃を開始した。多くの人が集まってある店舗の商品を大量に注文したり、悪評価したり、返品したり、支払を拒否したりなどの手段を使って、これらの店の大部分の商品を短時間で売り切れの状態にさせた。

情報によると、10月12日午後現在までのところ、「YY語音」での「反淘宝連盟」のメンバーは既に2万人を超えた。攻撃者たちの目的は大規模なネット暴力行動で淘宝商城の新しい規則への不満を伝えることである。
現時点では、中小売り手による攻撃行為はまだ続いている。12日夜はまた4万人が集まるという情報がある。

淘宝商城の関係者によると、攻撃行為について、淘宝商城は既に警察に事件を届け出た。脅威や脅迫で原則を放棄することはしないと述べた。また、技術的手段を採用して、影響された店舗を適切なヘルプを提供するという。

商務部がタオバオに対し事態の収拾を図るように指示したというが、現在は5万人が集まっているという。

タオバオに対するネットデモですね。これ。
まあ、金持ち企業にケチをつけると言う点では、NYのソレと一緒かもしれないが。
もはや、ブラックスワン税でも取るしかないね。

ブラックスワン税=運の部分に対する課税