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中国ネット書店「当当網」に決済遅れ キャッシュフローに問題か?

最近、有名な独立系の雑誌「読庫」はネットでその販売店当当網に対して公に売掛金を請求したことが話題になっている。
情報によると、今回双方の決済すべき勘定は44万元余りである。
「読庫」側は、今年7月から当当網による支払いを延ばす現象がどんどん厳しくなっていたことを明らかにした。

売店は決済を遅延させて、金利収入を得ることは業界の暗黙のルールであると業界の人が述べている。
当当網の第2四半期の財務報告書によると、当当網の買掛金、未払費用などの流動負債はすでに1.85億元に増えた。
返済を伸ばせば伸ばすほど、金利収入が得られるのは当たり前の話である。

双方の提携は2006年から始まって、当当網の決済遅延は依然からある問題だが、今年はどんどんひどくなっていると「読庫」のスタッフが述べた。 

ネットショップでの直接販売と書店に加えて、「読庫」は当当網、卓越Amazon、京東商城などのサイトでも販売されている。
中でも当当網と提携する時間が一番長いという。

決済延滞の情報がネットで流れてから、ネットでは当当網のキャッシュフローに問題が発生したのではないかと疑問視されている。


卓越Amazon、京東商城と値引きバトルを繰り広げた当当網であるが、決済が遅れているという話がネット上に流れたため、
今後はネットユーザーから敬遠されるかもしれない。

アマゾンか京東で買えばいい。