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人民元建て社債 実際に発行するにはどうする? その条件? 方法は?

今回の記事はこんな方法もあると言う紹介記事で、しかも社債人民元建てで発行したい会社という、かなり限定された方に向けたものです。
そしてまた、日本では資金調達がやりにくいので香港でどうでしょう? と言うお話です。

中国国内で事業を行う為には当然、人民元が必要になります。
しかし、中国では金融引き締め政策により銀行の貸出金利が上昇しているため、銀行では低金利で資金調達することができません。
そこで、比較的低金利で資金調達が可能な元建て社債に注目が集まっています。
また、人民元の切り上げ期待も大きいので、元建て社債の買い手は比較的多いという状態も有利な点です。

2011年9月30日の日経新聞によれば、人民元建て社債の発行額は、すでにユーロ建てを抜いているという話です。
中国ビジネス、逐次投入で攻めていても埒が明かないという場合は、このような手段も検討に値するのではないでしょうか?


今回は、このように最近注目されている元建て社債を、実際に発行しませんか? というお知らせです。
対象は基本的に上場会社、未上場の場合は親会社または銀行の担保などが必要です。


発行実績は次の通りで、もちろん金利以外に証券会社に支払う発行手数料が必要です。

日本企業の実績
1.2011年9月 三井住友リース 2-3億元、2.5%-3%、期間2/3年
2.2011年4月 東京センチュリーリース 2億元 2.7%、期間3年
3.2011年3月 オリックス 4億元、2%、期間3年
 
その他の国の実績
1.2011年9月 英国・BP石油 7億元、1.7%、期間3年
2.2011年9月 韓国・韓国産業銀行 1.21億元、1.35%、期間1年
3.2011年5月 ドイツ・フォルクスワーゲン 15億元、2.15%、期間5年
 
などです。
このほかの実績としては、中国本土の企業が多数あり、その中でも国家財政部は今年8月200億元を調達しています。

もし資金調達のために、人民元建て社債の発行について検討をしてみたいと言う企業担当者の方は是非、第一歩として、以下のURLからお問い合わせください。
https://chinese-homepage.com/modules/inquirysp/

協力会社を通じて具体的なご提案を致します。

ちなみに、社債を売ると言う話ではありません。