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支付宝(Alipay)の便利な決済サービス。ネット銀行が無くても決済可能

7月25日、支付宝(Alipay)はその「快捷支付」(快速支払い)サービスのユーザー数は2000万人を突破し、快速支払いの取引件数がAlipay全体取引での割合は36%に上がった。
この割合は6月初め頃と比べて約6ポイント増加しているという。。

快速支払いはAlipayが2010年末から提供し始めた新しいオンライン決済サービスである。
ユーザーはネット銀行を開かなくても安全にかつ簡単にオンライン決済が可能である。
さらに、ネット銀行の限度額に制限されない。
今年5月、銀聯(China UnionPay)もこのモデルを導入し、同じような快速支払いサービスを提供し始めた。

Alipayの副総裁樊治铭によると、現在まで、Alipayの快速支払いサービスの契約を結んだ提携銀行数は123軒に達している。
すでにオンラインで提携している銀行数は91軒で、6月初め頃より8軒増えた。
全国的な銀行の方面では、上海浦東発展銀行以外はAlipayの快速支払いサービスにすで対応しているという。

また、Alipayは今年中に快速支払いサービスのユーザー数は3000-4000万人に達し、2年以内に1億人に達することを期待していると樊治铭が表明した。


銀行個々のネット銀行開かなくても、支付宝(Alipay)を利用して決済できるサービスである。ある意味クレジットカードのようなものか。
しかし、中国の場合、ネット銀行にもメリットがあり、定期や投資信託などを購入できるのでアリペイとはまた違った使い道がある。