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アリババは重慶市政府と戦略的協力覚書を締結

最近、アリババは重慶市政府と戦略的協力覚書を締結した。
アリババは重慶市で国際電子商取引サービスセンターを設立して、オンラインクロスボーダー取引関連する業務を徐々に重慶へ移動すると計画している。

覚書によると、双方は共同で国際電子商取引を発展させる基礎施設建設したり、グローバル産業投資などの領域で研究したり、「雲計算」(クラウドコンピューティングの中国語訳)、グローバル株式投資電子商取引の教育訓練などの方面で躍進を遂げるように努力するのだという。
重慶で設立する国際電子商取引サービスセンターはEコマースのオンライン保証取引、倉庫物流、国際電子商取引のトレーニング及び地域ビジネスの拡張などのサービスを展開する。
5年以内で重慶の関連事業の規模が300億ドルを突破するようにリードする。また、重慶で多国籍のデータ開発処理基地を建設する。

重慶市長黄奇帆は「グローバル情報産業は技術革新の段階にあり、Eコマース及びクラウドコンピューティングなどの産業に巨大なビジネスチャンスが潜んでいる。
重慶市は、アリババとの提携により新たなビジネスチャンス得て、全力で国際電子商取引サービスセンターと国内最大のデータ処理基地を構築するべき」と表明した。

重慶の戦略的計画によれば、アリババの導入は伝統的な産業形態を変えることができると考えている。
伝統産業の企業が、新しい技術やプラットフォームを通じて、市場の反応速度を高め、市場発展と物流のコストを削減することができる。
同時に、資金決済、物流サービスなどの関連産業の発展を促進して、電子商取引の産業チェーンを構築するのだという。


中国では、今やビジネスにおけるネットの利用でも日本の先にゆくのだろうね。理由はいろいろと有るけど。