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中国 旅行も共同購入サイトで。大手オンライン旅行サイトが開始

最近、オンライン旅行サイト「去哪儿网」は共同購入プラットフォーム(tuan.qunar.com)をオープンし、共同購入分野に足を踏み入れた。これは国内初めての旅行製品の直接販売を主とする旅行共同購入プラットフォームである。

現在、このサイトは毎週1-3件の旅行製品を提供している。ホテルの客室、ホテルのレストラン、会員カード、ホテルSPAなどを含む。紹介によると、今後は、航空券、休日向け商品なども取り入れるという。共同購入モードのホテルの直販領域での展開は、ホテル業界に4倍の収益率の向上をもたらすという。

業界の分析によれば、現在、共同購入サイトは1000軒以上あるが、旅行製品の共同購入サイトは少ない。比較的成熟したレストラン、映画チケット、美容製品などの共同購入に対して、旅行製品の共同購入は地理的な範囲が更に広いで、様々な資源に対するより強力なコントロール能力が必要である。旅行製品の共同購入サービスは元々旅行業界に資源を持つサイトや大規模なプラットフォーム型サイトに適していると考えられ、それがこの分野の競争者数が少ない原因になっているということである。

去哪儿网は2005年2月に創立された本社が北京にあるオンライン旅行サイトである。旅行者に国内・海外の航空券、ホテル、リゾート、ビザなどの情報検索サービスを提供している。
現在、去哪儿网は月間4500万人のユニークユーザーが居るという。


旅行ブームの中国では当然旅行専門の共同購入サイトが存在しています。むこうは国内も国外も団体旅行が主だから意外と良い組み合わせかも。