捜狐(Sohu)の今年の戦略。不動産等、実体ビジネスの仲介情報事業に注力
1月11日に開催した新年マーケティング会議で、中国大手ポータルサイトの捜狐(Sohu)は動画、金融、自動車、不動産などの領域に力を入れて、メディア情報プラットフォームから、技術とビジネス企業へ転身しようとしていると表明した。
報道によると、捜狐傘下の「焦点房地产网」(www.focus.cn)は2011年に共同購入プラットフォームでB2C業務を拡大すると計画している。また、焦点房地产网は4億元を投資して中古不動産集団を成立し、中古不動産取引の分野に入った。紹介によると、中古不動産取引のプラットフォームは今年第1四半期に開始される予定である。
中古不動産取引のシステムは初期段階に北京、上海、天津、広州、深セン、成都、重慶7つの都市で運営を始める。しかし、捜狐は直接に中古不動産売買などの仲介業務に関与せず、既存の中古不動産仲介サービスプロバイダーとの協力で、統一されたネットサービスのシステムプラットフォームを提供する。現在、すでに「链家」(homelink)、「我爱我家」(5i5j)などの大規模の不動産仲介会社と協力を展開してる。
それ以外に、Web2.0ネットマーケティングの方面では、捜狐は2011年に傘下の捜狐マイクロブログ、「白社会」(bai.sohu.com)、「搜狐畅游」(www.changyou.com)、「ChinaRen」(www.chinaren.com)を主体とする製品を全部モバイル化すると計画している。PC+MOBILEの組み合わせで情報伝達のスピード、深さと幅を向上させて、ソーシャルマーケティング製品シリーズで機能向上をはかる。
中国のネット不動産サイトの情報の信頼度は著しく低いので、だれも信用はしていない。不動産屋の電話番号張のようなものだ。まあ、情報を集めるだけなら他にも情報サイトが沢山あるので、情報の精度をいかに向上させる自律的なシステムを組み込めるか? これが成功のカギでしょう。
そうでなければ、情報サイトなんか腐るほどあるので。