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中国のフィッシング 対策同盟、2010年は20570件のフィッシングサイトを発見

中国のフィッシング 対策同盟が12月に発表した報告によると、今年1月から11月までに合計20570件のフィッシング詐欺サイトを発見し処理したという。この数字は、去年と比べて136%上昇したという。
フィッシング詐欺サイトが多いジャンルとしては、ショッピングサイト(74.38%)、偽宝くじのサイト(12.96%)、金融証券類サイト(12%)がトップ3で、その3種だけでフィッシング詐欺に対する告発は全体の80%以上を占める。

ネット消費の発展に従い、旅行、チケット、共同購入類のサイトは人気になり、これらのサイトを利用したフィッシング詐欺はますます深刻になっている。特に最近流行の共同購入サイトの参入障壁が低く、また共同購入サイトは大体事前支払いの決済方式を採用しているので、消費者がフィッシング詐欺に遭うリスクは他のサイトより高いという。