中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国テンセントは1.5億元で“網域”の残りの株式を6月19日までに取得すると発表

4月19日、テンセントは、1.5億元以上で深セン“網域”(www.szdomain.com)の40%株券を購入すると宣言した。今回の取引は6月19日前に完了する予定だという。これにより、テンセントは“網域”の100%の株式を所有することになり、“網域”はテンセントの100%子会社になるという。

資料によると、“網域”会社は1997年に創立されたオンラインゲームの開発、運営、ネットワーク応用の研究を行っているハイテクソフトウェア会社です。現在多くの2D、3Dゲームエンジン技術と独立した知的財産権を持っている。
2007年5月にオンラインゲーム《QQ華夏》を出している。

2005年11月、大規模なロールプレイングゲーム市場に参入するため、テンセントはかつて2990万元で深セン“網域”の19.9%株権を買収した。その後、テンセントは再び1.063億元を投資して“網域”の40.1%の株権を購入。合計60%株式を獲得していた。

昨日、テンセントは更に1.418億元資金を拠出して、“網域”の創始者および行政総裁の張岩が持っている29%株式を買収する予定だと発表。それ以外に、テンセントは残りの11%のオプションを受け取る。代価は最高1240万元で、その中のすでに付与された2.96%のオプションを買い付けると共に、一部の深セン“網域”の従業員に最大830万元のテンセントのストックオプションを与え、その代わりにテンセントは“網域”の株式を100%取得することになる。

テンセントは“網域”を100%支配下に置くことによって、オンラインゲーム方面の研究と開発を強化し、国内オンラインゲームでのトップの地位も強固にする意図があると思われる。

QQのコピー能力は凄まじいからなあ。流行っているサイトのゲームにそっくりな奴がいつの間にか追加されているという。