グーグル中国から人材流出。元Google中国のマネージャー王勁は、百度の副CTOに就任する
4月15日、百度からの情報によるとグーグル中国の技術研究所元副院長、王勁は百度に入った。
彼は百度の副技術責任者を担当する予定だという。王勁はグーグルが中国内陸市場から撤退した後、初めて競争相手に身を寄せる高位のマネージャーである。
百度の側からの紹介によると、王勁は若い頃中国科技大学のコンピュータ学部を卒業して、それ以後アメリカに留学して、フロリダ大学でコンピュータサイエンスの2番目の修士号を獲得した。過去10年間で、王勁は中国と米国シリコンバレーのいくつかの企業(Oracle、アリババ、Ebay、グーグルなど)で管理と技術職を担当したという。
百度に入社する前、王勁はグーグル中国の工程研究院の副院長を担当していた。情報によると、百度に入社した後には主として北京の研究・開発チームの管理の仕事に参加するというが、具体的に担当する領域などについては、百度は発表しなかった。
今年1月に百度のCTO李一男が退職しているので、王勁が百度に入ることによって、李一男が退職した後の管理セクションの穴を埋めることになるかもしれないと考えられている。