誰もマクドナルドでトレーを戻さない流儀。中国流ワークシェアリング
中国のマクドナルドに入ると、注文して食べるまでは日本とさほど変わらない。
違うのはそれからだ。
中国では、トレーはそのまま置いてい行くのが普通だ。
置いておくと、専門の清掃をする人がトレーを持って行ってゴミを捨てるといった一連の作業を行ってくれる。
マクドナルドの価格が日本とさほど変わりなく、ちょっとしたレストランより高いことを考えれば、片づけないのも当然かと思う。
また、これは一種のワークシェアリングで、仕事を作り出しているのだから、下手に客が片づけてしまうと問題なのかもしれない。
実際、中国のレストランには多くのウェイトレスやウェイターが居る。
あるウェイトレスが料理を持ってきても、そのまま置かず、置くだけを専門とする人を待って、その置くだけの人が置いてくれるという回りくどい手順のレストランも多い。
人が多いので、そうでもしないと労働力を吸収できないのだろうけど。。