APEC開催期間中だけ北京の空気をキレイにするその方法とは?
APEC期間中の北京。
恐らく、腐海のような大気汚染はどこへやら、驚くほど澄んだ空気になっているに違いありません。
是非、テレビ中継を見てみてください。
さて、その方法は……
高性能空気清浄器が稼働しているわけでも、中国企業の環境意識が向上したわけでもありません。
単に、
2000万人いる北京を期間中祝日にする。
北京を囲む6800万人いる河北省も期間中祝日にする。
それだけです。
この手法、中国以外は難しそうですが、中国はさらりとやってのけます。
すると、PM2.5とか大気汚染の元凶となっている工場や工事が止まり一時的にキレイになるという寸法です。
首都圏をいきなり6日間も休みにするというのだから、力の入れ方が違います。
もちろん、この6日間は後の土日に振り替えられるので汚染物質の総量は全く変わらないわけですが。