ポイント統合システム 集分宝 支付宝から独立した会社に
12月19日、支付宝は傘下の集分宝業務(jf.alipay.com)を分割し、独立した会社を設立することを発表した。
新しく設立される集分宝会社は支付宝の独資子会社であり、登録資本金は1000万元で、中国(南京)ソフトウェアバレーにある。
これは支付宝が初めて傘下の業務を分割して独立した会社を設立することになる。
支付宝は去年12月に初めて集分宝のサービスを立ち上げた。様々なポイントの交換の実現に力を入れている。
また集分宝は、ショッピングの値引きなどの機能で、ユーザーのばらばらで使えないポイントを価値のあるものにする。
インターネットや電子技術を利用して、多くのユーザー、出店業者とポイント配布企業に価値を作り出すという。
支付宝は6億人の登録ユーザーを持っており、中国国内のほぼすべてのショッピングサイト、銀行、航空会社などは支付宝の提携パートナーである。
このカバー率の高さは集分宝が中国国内のポイント市場全体を網羅する基礎を提供しているという。
集分宝の関連責任者の紹介によれば、現在のところ、集分宝は既に中国平安万里通、興業銀行、民生銀行、工商銀行四川省支店及び浙江、江蘇、広州などの省の電信会社とのポイント交換を実現した。
今までのプレゼント交換機能と大きく違って、ユーザーは集分宝を使って、淘宝網、淘宝商城などのサイトで買い物をしたり、水道、電気、ガスなどの料金を支払ったり、クレジットカードの返金をしたり、また慈善団体に寄付することができる。
支付宝の副総裁、CFO井賢棟によれば、支付宝が集分宝会社を設立することは会社がこの事業を重視していることを示しているという。この事業の発展に従って、支付宝は投入を増やし続けていくという。
業界人の考えでは、集分宝会社の設立が意味するところは、ポイント市場がますます多くの注目を集めているということだろう。これは業界全体の発展にとっては良いことだと考えられている。