中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

タオバオ 医薬品ネット販売頓挫? 販売資格規制の厳密化で

今年6月20日から淘宝商城が医薬品ネット販売(http://yao.taobao.com/)を始めて以来、業界では淘宝商城は医薬品の販売資格を持ってるかどうかについて論争が起こっている。

「インターネット薬品取引サービス審査批准暫定規定」によると、「互联网药品交易服务资格证」(インターネット薬品取引サービス資格証書)と「互联网药品信息服务资格证」(インターネット薬品情報サービス資格証書)を同時に持つ企業のみがネットで医薬品を販売することができる。

最初の提携パートナーとして、5軒の医薬品B2Cサイトが淘宝商城に入った後、すぐに淘宝網はライセンスなしに医薬品を販売していると指摘があったが、淘宝商城は情報発表プラットフォームだけで、直接に医薬品の取引サービスを提供していないと淘宝商城方面が答えていた。

淘宝商城の他の商品と違って、消費者が淘宝商城の医薬品カテゴリで買いたい医薬品を選択した場合、取引のプロセスは提携する薬局のサイトへ飛んでから行われる。
従って、淘宝商城は具体的な取引に参与しない。

しかし、淘宝商城のその解釈は監督管理部門に承認されていない。7月8日、国家食品薬品監督管理局から、淘宝網は医薬品ネット販売の資格を持たず、浙江省食品薬品監督管理部門に調査され、整頓・改善を要求されたことが確認された。
淘宝商城はインターネット薬品情報サービス資格証書だけを取得したという。

また、最近、淘宝網はすでに5軒の提携する医薬品店舗のページへのリンクを中止している。

鉴于淘宝商城独立运营,系统调整,现对此商品链接商家官网的外部跳转体系升级,需购买的用户请直接登陆商家官网购买。升级完毕后我们将尽快恢复,感谢您的支持。
システムのアップグレート作業と書いてあるが、実際はこの販売資格の問題であろう。