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淘宝商城の有名ブランド店はサービスが悪い? 強制閉店される

7月2日、淘宝商城が一部の有名旗艦店を閉じたという報道があった。数十軒の有名なブランドのB2C店舗が強制的に閉められ、少なくても3日間続くというのだ。
報道によると、これらの店舗が閉められた原因は客とのトラブルが多くて、返品率が高いためであるという。
さらに、淘宝商城に閉められた店舗のリストも一部のメディアに暴露されている。中には、ノキア、海信電視、蘇泊爾(SUPOR)、九陽電器、Acerなどが含まれている。
それに対して、淘宝はネットで伝わっている「有名ブランド旗艦店はサービスが悪いので閉じられた」という情報と関連店舗リストは正確ではないと発表した。

淘宝商城は今年3月からアフターサービス警告システムを設立していて、一定の期間以内に店舗のサービスがある基準以下になったら、店舗を一時的に閉店して改善後に再オープンすることになっている。

7月3日、淘宝商城の関係者によると、確かに一部の店舗はアフターサービスの問題でビジネスが一時的に中止されたが、淘宝は中止になった店のリストを公開したことがないと発表している。
なお、7月3日夜には、これらの旗艦店は大体再開しているという。

サービスが悪ければ、有名ブランドでもシステムで問答無用で強制閉店してしまうというのは、なかなか面白い。
強制閉店されたブランドからすれば、面子はまる潰れだろう。
それで、一応淘宝側も配慮して、彼らの発言となっているのであろう。