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Google中国のICP更新が終わったとの噂が流れる。Google中国から撤退せず?

7月5日、グーグル中国はそのホームページを更新して、再びそのICP許可証を公開した。また、音楽、翻訳、ショッピングの3つのリンクを追加した。しかしグーグル中国の検索サービスはまだ利用できない。

なお、今回のホームページの更新は、直接、ICP許可証の年度審査とは関係ないものだとされている。

更新後
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更新前

今回グーグル中国のホームページに掲載されたICP許可証「ICP证合字B2-20070004号」はグーグルと「赶集网」の合弁会社「北京谷翔信息技术有限公司」が2007年7月に獲得したものです。グーグル中国のICP許可証の有効期限は5年で、2012年まで有効。その期間、グーグルは毎年定期的に年度審査に参加することを表明した。  

北京工商局の情報によると、現在、「谷歌信息技术(中国)有限公司」(外国法人独資)、「北京谷翔信息技术有限公司」(合弁会社)、「双击软件技术方案(北京)有限公司」(外国法人独資)、「咕果信息技术(上海)有限公司」北京支社この4軒の北京で登録したグーグル中国と関係がある会社は全部年度審査が終わったようだ。

すでに、一部情報では、このライセンス更新が完了しているという噂も流れている。もし本当だとしたら、検閲への協力を受け入れたということになるのだが。

リアルな国家とバーチャルな国家との戦いとも言われたこの問題もある意味中国側の勝利で、Googleは中国から撤退せずという結末に至ろうとしているのかもしれない。

もし本当にそうだとしたら、一番ガッカリなのは百度かもしれないが。