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中国 3Gとスマートフォンの普及加速で、モバイル位置情報サービスへの投資が活発化

5月31日午後、ノキア所属のリスク投資ファンド「诺基亚成长伙伴」(Nokia Growth Partners)とグローバルベンチャーキャピタルファンドの「蓝驰」(BlueRun Ventures)共同の2000万ドルの資本注入を獲得したと中国国内のクラシファイド広告サイト「赶集网」(ganji.com)が宣言した。

赶集网の創設者兼CEOの楊浩湧は分類情報がモバイルインターネットでのアプリケーションを強化すると表示した。ユーザーがどこでも、どんなタイプの端末を使うでも、赶集网はユーザーに便利な体験を提供することを望むという。 

Nokia Growth PartnersのキャピタルパートナーPaul Aselは、3Gネットワークとスマートフォンの中国での発展に従って、位置情報サービスは中国の次の重要なモバイルインターネットアプリケーションの一つになると信じている。

統計によると、赶集网で投稿するユーザーは20万人/日で、アクセスするユーザーは200万人、ページビューは2000万です。


赶集网は2005年に創業。グーグルが初めて中国市場に入る時、赶集网と共同で同じICPを使った。2007年7月、グーグル中国は赶集网と共同で創立した合弁会社「北京谷翔信息技术有限公司」でICP許可証を獲得している。


4月12日、中国国内のもう一つ大手のクラシファイド広告サイト「58同城」(58.com)はDCM(Doll Capital Management)とソフトバンク投資ファンドの「軟銀亜州賽富」(SAIF Partners)から1500万ドルの資金を獲得したと発表している。