中国インターネット事情

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サーバはどこに置く? 中国へ向けたホームページのあるべき場所はどこか

中国には金盾といわれるフィルタリングシステムが存在しています。

これは今、Googleと中国の間で問題になっているものですが、争点となっているネットの検閲機能の他に、特に海外のホームページの表示が遅くなるという副作用があります。

したがって、海外に置くよりは、中国の人々向けであるなら、中国国内にサーバを置いたほうが良いという話になります。

表示スピードはインターネットビジネスでは重要ですから。

しかし、ICP等の別の問題があったり、CNドメインの海外での取得が実質禁止されたように、政策が猫の目のように変わったりします。

また、ICPの取得にも時間が必要です。

では、どうするか? 一般的に、中国で何らかの商売をやる場合には中国に置くことが多いですし、日本で中国の人相手の商売をやる場合には、日本に置くことが多いです。

日本など中国国外にサーバを置いても、回線の選択によっては、かなりのスピードを達成できたりします。

これを利用して、現地で起業をされている方もICPの問題があるので、サーバを中国ではなく日本に置いている方もいます。

いろいろな手法があるわけです。

上に政策あれば下に対策ありってことですね。