中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

15,000円の格安中華製携帯「紅米2」≒VAIOフォン

VAIOフォン。
価格は51,000円だが、そのスペックは価格254ドルのELUGA U2とほぼ同じという事で話題になっている。
何故か画面解像度は安い方のELUGA U2が1920×1080に対して、VAIOフォンは1280x720。

このスペックだと、799元(15,000円)程度で販売されている红米手机2増強版とも同じくらいだ。

VAIO社 VAIOフォン
価格: 51,000円(消費税別)
CPU: Qualcomm Snapdragon 410 Quad-core 1.2GHz
RAM: 2GB
解像度: 1280×720 HD
カメラ: 1.2MP
電池: 2,500mAh

小米社 紅米2増強版
価格: 約15,000円(増値税込)
CPU: Qualcomm Snapdragon 410 Quad-core 1.2GHz
RAM: 2GB
解像度: 1280×720 HD
カメラ: 8MP
電池: 2,200mAh


このように格安中華製とVaioフォンが同じくらい? ボッタクリ?

いや、これは、うちのブランド力は凄いだろ! っていう自己アピールなのか?
ブランド力があるから、マークさえ付ければ高くても売れるっていう。

Vaio社がそう思うのは自由だが、爆買で有名な中国人でも、こんなものは買わないと思う。
まして、高スペック志向のVaio社がメインターゲットとする客層は絶対に買わないだろう。

逆に、このスペックのものをこの価格で出せる小米がスゴイとも言えるのだが、日本の会社にはもっと気合を入れてほしいところだ。