小型PM2.5測定器がタオバオで販売中
アメリカ大使館が北京の大気汚染についてツイートしているのは有名な話。
https://twitter.com/BeijingAir
それに対し中国の環境当局からクレームがあったとか。
余りに汚染されているので人心を惑わせる可能性もあり、これはもう国家機密級だという話しらしい。
ところがだ、今、タオバオを見てみると大量に測定器が売られている。
「赛纳威 CW-HAT200」という3200元=5万円くらいのものや、980元=1.5万円くらいのものもある。
どの程度正確なのかは全く不明だが、これさえあれば誰でも「BeijingAir」的なものを開設可能なのである。
これでは、国家機密? がダダモレである。
http://s.taobao.com/search?q=pm2.5%BC%EC%B2%E2%D2%C7&commend=all&ssid=s5-e-p1&search_type=item&sourceId=tb.index&initiative_id=tbindexz_20130424&suggest=0_3&source=suggest&wq=PM2.5
「赛纳威 CW-HAT200」や980元のものは中国製である。
でもアメリカ製ものものも3998元で販売されている。
http://item.taobao.com/item.htm?spm=a230r.1.14.51.nGPuHt&id=19160460727
買うとしたら、980元かアメリカ製かの2択だろう。
でも、正直言って高い。
測定器屋からすると、今回のPM2.5騒動を利用して、ガイガーカウンターに続いて2匹目を狙ったのだろうけど。
どうも、今一つ盛り上がっていないようである。
しかし、タオバオ店主の商売の速さには正直脱帽する。
昔ガイガーが売れていた時、ある店主がウクライナまで買に行くと言っていた。
その後、それが売れたのかは不明だが、この行動力は見習う余地がありそうだ。