プレステ4なんてやめて、ウェアブルコンピュータ革命に備えろ
儲からないことに大金をつぎ込めば赤字になる。しかも未来もない。
それは、ソニーが13年末に発売するというプレイステーション4のことだ。
PS4は閉じてないのが特徴と言っているが、何も面白くはない。
今時の機械なら、ネットを通じて繋がっているのが当然だし、
チャットソフトやTwitterみたいなものを乗っけてソーシャルだとアピールするだけなら、
何故わざわざPS4でやる必要があるのか、理由がわからない。
しかも、PS4は据え置き型だという。どう見ても携帯型のほうがソーシャルには相性がいい。
むかしimodeが流行ったので、同じ機能を固定電話にもつけてLmodeとして発売したが、見事にコケて全く人気がでなかった。
ソーシャルを据え置き型でやろうというのは、それくらいの愚策である。
WindowsですらノートPCという形でモバイル機器なのに。
こんなガラクタ作っているヒマがあるなら発売中止にして、「Googleメガネ」に対抗できるものを開発したらいいのにと思う。
今後の流れは間違いなくウェアブルコンピュータだ。サムスンがいち早くスマホに適応して市場を奪ったように、
新たなる波、ウェアブルコンピュータを制するものが次の市場を制することは間違いがないだろう。
この分野に注力して、強力なウェアブルコンピュータを開発できれば日本企業にも再逆転のチャンスはあるはずだ。
Googleを含むゲームメーカーならぬクラウドメーカーが自社の製品を乗せたくなる圧倒的なハードウェア。
使い勝手の良い網膜投射ディスプレイは職人的な光学系の技術が絡むので、光学系を扱うカメラメーカーでもあるSONYにとって有利なはずだ。
日本のモノづくりを示すには良いと思うのだが、ショボイ製品ばかりで、どうも本気を感じさせるものが登場してこない。
今はスマホが話題になっているが、「Googleメガネ」の登場と共に間違いなく世界が変わって行く。
筆者的には、インターネット革命、シェールガス革命に並んで、世界に大インパクトを与える出来事のように思える。
ウェアブルコンピュータ革命は近い。
しかし、Googleですら実用レベルの製品を発売をしていないので雌雄は決していない。
ウェアブルコンピュータプラットフォームを制圧できる可能性は、まだまだGoogle以外にも存在しているわけである。
それが今は誰も知らないガレージ企業なのか、あるいはPSという成功体験にオサラバできたSONYなのかは、わからない。
しかし、確実に言えるのは、このまま据え置き型PS4を年末に発売するとしたら、SONYでないことは確かだろう。
どうせ失敗するPS4なんかやめてしまえと思うわけである。