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国美電器傘下の庫巴網、淘宝連盟に投資。商品情報等の共有化へ

最近、一淘網と国美電器傘下の庫巴網は深い提携関係を築くことを発表した。
庫巴網今年は淘宝連盟に1億元を投資する予定である。
主に天猫と一淘網での広告・セールスプロモーションのために使われる。
同時に、庫巴網はそのすべての商品情報を一淘網と共有する。
また淘宝、支付宝とユーザーを共有する。

庫巴網側の紹介によれば、去年の第3四半期に庫巴網は一淘網の「一帳通」オープンプラットフォームに接続して、淘宝と支付宝のユーザーのクロスサイトショッピングをサポートしてきた。
ユーザーは庫巴網で登録せずに、直接淘宝や支付宝のアカウントを使って庫巴網で商品を購入することができる。
現在のところ、一淘網は庫巴網に毎日10万以上のトラフィック、毎月1千万元以上の売上を齎している。

庫巴網は一淘網が提供したユーザー行動データによって最適化する。
また、庫巴網は毎月一淘網のユーザーのみに対して100件のバーゲン商品を提供して、価格比較サービスをサポートする。

庫巴網CEO王治全によると、ECはとても透明な業界であり、販売プラットフォームの違いによって20%以上の価格差があってはいけない。
価格差が20%以上の商品は自然に淘汰されるべきだと彼が述べた。

紹介によれば、庫巴網の登録ユーザー数はすでに500万人を超えている。
2010年の家電製品の販売が5億元に、2011年の販売が20億元に達した。
しかし、現在のところ、このサイトはまだ黒字を実現していない。