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中国家電量販店の雄 蘇寧傘下の蘇寧易購 書籍販売を開始予定

最近、蘇寧傘下の蘇寧易購は、今月中に書籍販売を開始予定だと発表した。
つまり、蘇寧易購は間もなく書籍B2C市場の混戦に参加する。

情報によると、蘇寧易購は既に国内約百軒の国有出版社及び300軒以上の民間出版社とパートナーシップを確立した。
最初のSKU数は約六十万に達し、現在国内の主要な書籍ネットショッピングチャネルを超えているという。
蘇寧易購は今年中に図書販売のB2Cサイトのトップ3に入って、来年の終わりに図書ネット販売市場のリーダーになることを計画している。

蘇寧易購の位置付けは総合的なネット生活プラットフォームになることだと総経理李斌が強調した。
図書は蘇寧B2Cビジネスの中で不可欠な一部であり、ワンストップショッピングを実現し、顧客の密着度を高めるための重要な業務だと彼が述べた。

また、ネット書籍販売の見通しについて、書籍ネット小売市場は未来5~10年以内には強い成長の勢いを維持していくと李斌が考えている。

紹介によると、図書は電子商取引が発展する起源の商品種類である。
これは図書の高度標準化、大量の読者数、ネット検索に適することなどの特徴に密接に関係している。
インターネットの普及及びECの発展に伴って、中国の書籍ネット小売市場の取引規模はどんどん大きくなっている。
易観国際が発表したデータによると、2011年第二四半期中国のオンライン書籍売上高は対前年比 84.5%増だった。