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淘宝商城 今年の売上高予測約1千億元、来年の目標は2千億元

淘宝商城(Taobao Mall Co.)は淘宝網の最も価値のある資産と見なされている。
今年6月に淘宝網から独立した後に続いて、9月19日、淘宝商城はB2Cプラットフォームを全面的に開放すると発表した。

淘宝商城はブランドベンダー、サプライヤー、小売業者、物流業者などを含む様々な第三者サービスプロバイダと共に中国のB2Cシステムを構築する。
また、1号店、銀泰網、庫巴網、易訊、麦考林、楽淘、新蛋、好楽買、紅孩子、走秀網、唯品会など38のB2C小売サイトは淘宝商城で公式の旗艦店を開設する予定である。

淘宝商城の総裁張勇によると、淘宝商城未来の戦略はオープンなB2Cプラットフォームを構築することである。
淘宝商城は小売業者ではなく商品を売らない。その代わりに、オープンな姿勢で様々な小売業者が淘宝商城プラットフォームで発展することを歓迎するという。

淘宝商城今年の売上高が約1千億元に達すると予測され、来年の目標は2千億元になると張勇が述べた。

また、淘宝商城は現在のところ、十分な資本を持っており、そして市場シェアの拡大に集中する必要があるためIPOを行う計画がないと張勇が表明した。

公式データによると、今の時点では、7万以上のブランドと約5万の商店が淘宝商城に入った。
易観国際の情報によると、市場シェアで計算すれば、淘宝商城は中国最大のB2Cオンライン小売サイトで、その次は京東商城である。

この会社と戦える会社が登場するとしたら、Googleが登場した時のような圧倒的な何かを持ったショッピングモールが登場したときだろう。