中国インターネット事情

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Google 中国ICPライセンスの年次検査に合格

最近、ウォールストリートジャーナルの報道によると、Googleはすでに1年間の中国インターネットライセンスを取得した。
ICPライセンスの年次検査を通過したので、google.cnでのサービスは今後も正常に運営できるという。

情報によると、Googleが2007年に取得したライセンスの有効期間は5年間である。
今回通過したのは1年ごとに行われる通常の年次検査である。

ICPは各地通信管理部門による《中华人民共和国电信与信息服务业务经营许可证》のことで、インターネット経営許可証である。
中国の《互联网管理办法》の規定によると、営利性(経営性)サイトはICPライセンスを取らなければならない。
ICPライセンスを取得しないと、不法経営になる。 

Googleが中国の検索市場から一時的に撤退することを発表して以来、中国国内ではずっと苦しい立場におかれている。
業界もGoogleの問題に対して非常に関心を持っている。
今回は通常の年次検査を通過しただけで、Google検索が中国に戻ることを示しているわけではないが、これは良いスタートと外部にみなされている。
これは少なくとも、Google中国の既存事業の合法性を確保することができるという。

Google創設者であるラリーペイジの中国でのビジネスに対しての考えは不明であるが、
取りあえずGoogleは中国での事業運営を維持していくことができる状態にはあり、昨日の記事のように新サービスを投入したりしている状態だ。


やっぱり、このあたりのしたたかさはさすが。
未だにGoogleは中国から撤退したと思っている人が結構いるが、しっかり商売している。
撤退するする詐欺?