中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国のクラシファイド「58同城」ナスダック上場へ? マイクロブログでの噂

6月1日、「酷訊網」及びモバイル共同購入共有プラットフォーム「最淘網」の創始者陳華はマイクロブログで、「58同城」(www.58.com)はすでにナスダックに上場文書を提出した、と発表した。
上場が成功したら、58同城は中国国内最初の上場するクラシファイドサイトになる。その情報について58同城はノーコメントとしている。

以前、58同城のCEO姚劲波は、現在のクラシファイド業界は基本的には上位2つの企業の間の競争だと述べた。将来的には、1つのクラシファイドサイトが50%-60%のシェアを占めることになるという。このサイトは58同城であると彼は願って、信じている。

現在、クラシファイドサイトは広告の戦いを行っている。
最近、地下鉄の中でもよく見かける「赶集網」(www.ganji.com)と58同城のCMには人気の芸能人が起用されている。
58同城は今回のCM配信に1億元以上を投入しているという。58同城のCMが頻繁に見かけられるようになると、このような大規模な宣伝活動は上場の準備をするためだと業界の人が推測し始めた。

58同城は現在中国国内最大のクラシファイドサイトであり、主に中古住宅売買、レンタル、求人、共同購入などの生活情報サービスを提供している。
その模倣の対象はアメリカのCraigslistである。4、5年前、この分野は数百の同類のサイトがあったが、現在、58同城のライバルは「赶集網」、「百姓網」(www.baixing.com)などのサイトだけとなっている。