中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

「高朋網」(中国版グルーポン)の抽選当選者は実は社員。人肉検索でバレた

5月10日の報道によると、共同購入サイト「高朋网」は最近行ったiPhone4が当たる抽選の結果を公表し、当選者のアカウントを発表した。
しかし、その後、インターネットユーザーの「人肉搜索」(人力検索)で、抽選当選者のアカウントは高朋网の内部スタッフが所有するものだと分かった。

そのことについて、5月11日、高朋网は声明を発表した。内部スタッフが職権を利用して自己の利益を図る行為が確認されたとして、担当責任者の副総裁を解雇すると宣言した。

また、ユーザー対する謝罪として、その抽選活動に参加したすべての当選されなかったユーザーに20台のiPhoneを抽選の賞品として、もう一回抽選を提供するという。


なんともセコイ話である。
中国にも暇人が沢山おり企業活動の一挙手一投足を監視している。このような事はあっという間にバレてしまうのだ。