中国商務省 ECの規律を強化 第三者電子商取引プラットフォームサービス規範を発表
電子商取引の健全な発展を促進するために、中国商務省は4月12日に「第三者電子商取引プラットフォームサービス規範」を発表した。
規範によれば、消費者が一定の期間以内では、理由なくても注文をキャンセルことができるようにプラットフォームの事業者が制度を設立することを奨励する。
また、サイトで表示される商品情報は真実でなければならないことを要求した。
同時に、第三者電子商取引プラットフォーム及びその事業者に対し、「売り手保証金」のサービスを消費者に提供することを奨励する。
保証金は取引での損失に対する賠償など一連の取引紛争解決システムに用いられる。
また、規範の内容によるとプラットフォームの事業者は契約またはその他の方法で、プラットフォームの中の経営者(売り手)に国家関連規定に基づき、商品のアフターサービスと返品・交換システムを設立することを要求すべきであるとしている。
具体的には、売り手が商品のアフターサービスと返品・交換システムの規定に違反した場合、プラットフォームの事業者は消費者の苦情を受理し、さらに契約によって売り手に対し違約責任を問うことになる。