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淘宝網 間もなく電子出版市場に参入 4月後半にリリース予定

4月12日、淘宝網は間もなく電子出版市場に参入し、「淘宝書城」という読書類のiPhoneクライアントをリリースするという情報があった。「淘宝書城」はすでにテスト段階であり、4月後半にリリースされる可能性があるという。

情報によれば、「淘宝書城」は淘宝網傘下の「淘花网」と「手机淘宝」が共同で作成した電子書籍の読書、購買のプラットフォームである。出版社はこのオープンプラットフォームに基づいて、自主的に価格を決めて独立した運営をすることができる。
収益の比例配分については、淘宝網が30%、出版社が70%となっている。   

また、iPhoneクライアント「淘宝書城」以外に、他の携帯電話OSでの「淘宝書城」も開発されているという。

偶然にも、4月11日、盛大文学は「雲中書城web2.0版」をリリースし「雲中書城店中店」というプラットフォームを正式にオープンした。
「雲中書城店中店」は各出版社と文学サイト向けの新しいオープンプラットフォームである。
その運営モデルは淘宝網の「淘宝書城」と似ている。

中国でも電子出版の動きが出ているようです。