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京東商城のCEO劉強東 百度に苦言。百度での広告を停止すると表明

先月、京東商城のCEO劉強東は今年の広告費用を50%削減し、100の都市での配達サービスと10本の都市間輸送ラインを新しく開設する決定を発表した。
それに続いて、4月8日、劉強東はできるだけ早く百度での広告を止めるとマイクロブログで宣言した。

百度は「京東」というキーワードだけで1年で500万元をとると劉強東がマイクロブログで指摘した。
さらに、500万元を払ったとしても百度はまたそのキーワードを8軒の競合他社に売ったという。
劉強東の推計では、競争が激しいので、百度はまた1000万元儲けることができる。
そうすると、「京東」このキーワードだけで百度は1年で1500万元儲けると劉強東が嘆いた。
そして、自分ができるのはできるだけ早く百度での広告を止めることだと表明した。

上記のマイクロブログの内容は発表されて約1時間後に削除されてしまったが、百度の広告代金がどのようなものか垣間見ることができる話である。
少し前に、当当網のCEO李国慶敦煌網のCEO王树彤も基本的に百度の広告を停止したと表明した。

対抗馬がいなくなってやりたい放題の百度といったところでしょうか。
中国では最強ですが、中国以外の世界中の誰もこんなサーチエンジンは欲しくないという状態。