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Google中国大陸での検索サービス提供を取りやめ。新浪網は独自検索エンジンに

3月28日の報道によると、新浪網(シーナ)はすでにGoogleの検索サービスを放棄した。
現在は新浪網独自の開発した技術を使用している。Googleは今月の初め頃に徐々に中国本土での検索サービスの契約を放棄すると表明した。

Googleとの契約はすでに期限になったので、新浪網は今月からGoogleの検索サービスを放棄したと新浪網のマーケティング部門の副総経理劉奇が述べた。
現在、新浪網のトップページの検索サービスは独自の開発した技術で提供される。内容はニュース、ブログ、音楽などの分類で提供される。

業界のアナリストの分析によれば、今後、新浪網はマイクロブログ検索等のソーシャル検索分野に参入すると見られている。

現在のYahooジャパンのサーチエンジン部分がGoogleによって提供されているのは有名な話である。中国でも同じように幾つかの会社に対してサーチエンジンを提供していた。
しかし、Googleサーチエンジン部門の中国撤退と共に、このサービスの提供を停止しつつある。
これを機会に独自の付加価値を備えた独自サーチエンジンを提供する動きが中国のネット業界にある。