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「迅雷」のIPO計画、更に進んでいる様子。これってWinnyが上場するようなものだ

3月3日の報道によると「迅雷」(深セン市迅雷網絡技術有限公司)のIPO計画が、去年お伝えした段階からさらに進んでいることが伺える。
調達額は約2億ドルだという。

消息筋によれば、サンダーはすでにJPモルガン・チェースJPMorgan Chase & Co.)とドイツ銀行を株式引受銀行に決定しているのだという。 

2010年末に、サンダーは今年に香港あるいはナスダックでの上場を準備しているという報道があった。サンダーはデジタル配信プラットフォームに位置づけている。
この前、サンダーは3-5年間で会社の市場価値を100億ドルに上げることを目標としているとCEO邹胜龙が宣言した。


ここの普及率はQQ並みに高いのだけど。これってある意味Winnyが上場するようなものでは。
あらゆるコンテンツがダウンロードできるという伝説のソフトだから。なんでもありの中国では、Winnyですら上場できるということか?
敢えて、ここの株を買う必要性はないような。映像系コンテンツならyouku.comの方が強いので、すこし過去のソフトのような感じも受ける。

逆に言えば、コンテンツホルダーからすれば訴え時かもしれない。