中国インターネット事情

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中国への投資熱は、一度閉鎖したサイトも余裕で復活させる

中国国内のマイクロブログサイト「飯否網」(http://fanfou.com/)の創設者王興によれば、飯否網は最近「松禾資本」から1000万元以上の投資を獲得したという。
飯否網はその資金によって会社を拡大し、製品の改善をする計画をしている。

飯否網は2007年5月に公開された中国国内で初期段階からマイクロブログサービスを提供するTwitterのようなサイトの1つである。2009年上半期に飯否網のユーザー数が百万人に急増した。
しかし、2009年7月8日、資金上の問題で飯否網のサーバーが急に閉じられてしまっていた。
2010年11月25日、閉じられて1年以上の飯否網は運営を再開。その後すぐに中国経済網の資金注入を受けた。今回獲得した投資は飯否網が復活した後の2回目の投資である。

松禾資本の投資総監督张春晖は、飯否網が閉じられる前から飯否網に投資したかったと述べた。
飯否網の創設者王興はかつてSNSサイト「校内網」(現在の人人網)、「飯否網」、「海内網」及び共同購入サイト「美団網」を創立し、多くの中国におけるインターネットのブームをリードしている。
このように、王興は優れた創業者である。それも松禾資本が飯否網を選んで投資する重要な要因だという。

王興によると、回復して1ヶ月半以来、飯否網はすでに百万人のユーザーを確保しており、現在の20数人のスタッフでは業務に支障があったという。


米国で出た新しいサービスをうまく持ってくると言う点ではタイムマシン経営と同じですが、日本のように米国のオリジナルサービスが襲ってこない中国は、ギアナ高地みたいにいい場所だ。
投資したい人が多過ぎ。
同じすられる資金だとしても、日本のようにJALみたいなゾンビ企業に資金を溶かされるより、ずっとマシなんでしょうけど。