中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

とくに何もない後発のネットモールにでも資金が集まり、それなりに会員が集まっている?

5月15日、走秀網(www.zoshow.com)は新しいドメイン名“xiu.com”に変更した。この3文字のドメイン名を購入するには、走秀網が数百万元を費やした。新しいドメイン名リリースするため、走秀網は一連の広告を出す予定だという。今年は1億人民元を投資して、売上高が1億米ドルを達成することを望んでいると走秀網のCEO紀文泓が述べた。
 
紀文泓がこのような判断をする背景は、小売業や電子商取引の成長、特に去年からB2Cの急速な発展によるという。2年の試験と配置を経て、走秀網は発力を始めて市場を占領することを決定した。

走秀網は2007年、深センで創業。流行商品を取り扱う百貨B2Cを経営している。このサイトでは、GUCCIPRADA、カシオ、ナイキなどの有名なブランド、および国内の商品様々がある。紀文泓の紹介によると、走秀網は比較的なハイエンドの流行に敏感な層をターゲットユーザーにして、現在の商品は主に靴、バッグ、化粧品などの領域に集中しているという。

情報によると、現在走秀網に登録したユーザーは200万人に達した。毎日サイトで2000件の取引が行われて、平均的に取引の単価は575元だという。2009年の売上高は約8000万元で、2010年には売上高6億元を上回ると予想しているという。


成長市場であるから自動的に客が増えてゆくというのは、商売をやっている者にしてみれば非常にありがたい話である。もし、日本でこの手のサイトを作ったとしても殆ど見向きもされないのではないだろうか。