中国インターネット事情

ITを中心に中国の事 もろもろ

中国の婚活サイト百合網は信用検証システムを導入。個人情報がすべて見通せるという

結婚・恋愛ウェブサイトの信用方面の問題を取り除くために、最近百合網(www.baihe.com)は“北京国政通網络科技有限公司”と共同で“真心カード”信用検証システムを導入した。

“真心カード”は個人信用情報の検証システムで、13億人全国公民のID情報、高等教育の学歴、商工業企業の情報などの多くの政府と業界の権威のあるデータソースに基づいて、効果的な検証の結果を提供するという。“真心カード”は“ユーザー情報”を請求する双方にも認証する必要がある。

業界アナリストの分析によると結婚・恋愛ウェブサイトで恋人を探す人にはその情報の信頼性に疑問を持つ人も多いという。百合網が発表した《2009中国人結婚・恋愛状況の調査報告》のデータによると、結婚・恋愛サイトを利用して相手を探す場合、29.9%の人は相手の個人情報が真実かどうかを最も心配していて、騙されることを恐れているという。

結婚・恋愛サイトで相手を探す時、大体最初は身分証明書番号での認証したユーザーを選ぶ。ユーザー情報の真実性はネットで結婚・恋愛および人と付き合う過程の中で、ユーザーが最も重視する問題の1つである。結婚・恋愛サイトとして、権威があり安全な個人情報の検証でユーザーを安心させることができるという。

調査データによると、結婚・恋愛サイトでは、74.5%のユーザーは相手を信じないので相手の通信要求に対して応答を拒否する。業界の専門家によると、ネットワークの開放性と結婚・恋愛サイト効果的な認証システムが存在しなかったことは、これらのサイトが抱えるボトルネックの一つだったという。だから、ユーザー情報の信頼性および相手との相互信頼を育成することはオンライン結婚・恋愛サービスが発展の過程で必ず解決しなければならない問題です。

情報によると、百合網最初の“真心カード”サービスを体験したユーザーは、その情報の有効性が高いと考えている。身分証情報の正しさ率は97%に達しており、さらに学歴情報は92%、職業情報でも86%の精度を誇る。

この手のサイト、不動産サイト共通に言える特徴なんですけど、情報がかなり適当。こういった信用システムの構築と同時にさくらの配置を行っている可能性も高いのではないだろうか。以前見たサイトでは日本女性の登録がたくさんあったりして、中国語しかないサイトでそんな訳はないだろうと思ったものです。

とにかく連絡さえもらえれば後はどうにかなるという思考が婚活サイト・不動産サイトなどにはあるようで、実体のスペックよりサイトに掲載するスペックがどんどん高くなってくるのである。