中国インターネット事情

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中国のインターネットショッピングでも若い女性が主要な消費者グループに

先日、荣格中国(Ringier)(www.ringier.cn)は“新女性·新营销(NEW WOMEN NEW MARKETING)”2010年メディアとマーケティング会議を開催した。

会議の内容によると、中国オンラインショッピングの取引規模とユーザー数は急速に成長していて、中国の内需拡大に貢献しているという。2009年、中国のオンラインショッピング市場の取引規模は2647.5億元に達して、ユーザーは1億人を突破した。特に中国女性の社会的役割と消費習慣が急速に変化していて、“80年代後世代”の若い女性は主要な消費者グループになっている。

有名なインターネット調査会社iResearchコンサルティング研究所のデータによると、去年オンラインショッピング回数が40回以上ユーザーは13.5を%占めているがこれは2008年の14.4には及ばなかった。しかし、11~40回までのユーザーが軒並み数を増やしている。また、金額ベースでも501~20000元程度を購入するユーザーも増加している。

オンラインショッピング商品最も売れている商品は、服装、靴、帽子、箱やバッグなどで、その購入者の54%が女性だという。

2009年、中国のオンラインショッピング売れたものの割合

服装、靴、帽子、箱、バッグ類 35.0%
図書、CDとDVD類 15.2%
仮定カード 10.5%
化粧品および看護製品類 8.0%
IT製品類 6.1%
家庭雑貨類 5.3%
デジタル製品類 4.1%
通信製品類 3.4%
贈り物、おもちゃ類 3.0%
母子用品類 2.5%
食品、ヘルスケア製品類 2.4%
小型家電製品 2.2%
宝石付属品 1.1%
大型家電製品 0.4%
その他 0.7%